【転ばぬ先の杖】。転倒してからでは遅い。杖の種類やそれぞれの特徴を解説します!

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どーも、ケアニンあがちょ(@careninagacho)です(^^♪

杖を使用している高齢者は多くいます。

中には、「年寄りに見られるで使いたくない」と頑なに拒む方もいますが、その歩行状態で本当に大丈夫ですか?と気になります。

あがちょ
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今回は、杖を使用する際の注意点や杖の種類・特徴を説明します。

★この記事で分かる事

●杖の種類に応じた使い方。

●使用時のポイント。

そもそも杖とは?

杖とは、体を支え、歩行の手助けとするために用いられる細長くまっすぐな、手で持つのに適した道具。長くて自分の足の長さ程度のもので、木製、竹製である場合が多い。(省略)。また、白杖は視覚障害者の安全の確保のために用いられる。

ウィキペディアより引用

杖の歴史を紐解くと、日本では明治時代から大正時代にステッキが大流行したようで、昭和初期には若者がステッキを携帯する事もあったが、戦後の高度経済成長期には合理的で利便性が重視され、ステッキは専ら実用目的の物とみられるようになったようです。

ヨーロッパでも権威の象徴として国家的儀式にも使用されるなど、「転倒を予防する為」という使用方法が目的ではない事も伺えます。

とは言え、通常使う人の歩行時に使用する杖の主な目的は

①歩行時のバランス、転倒予防を図る。

②使用する人の心理的(転倒への不安等)な支えとなる。

③体のマヒや痛みがあり、下肢にかかる負荷を軽減させる。

以上の事がポイントとなると思います。

杖の種類と特徴

杖と一言で言っても、私自身初めて知った時にはその種類の多さビックリしました。

高齢者の多くが持っている1本杖、足を骨折した後に使う杖と言えば松葉杖はよく知られていますね。

実は杖も購入(実費)する物と、介護保険を利用する貸与商品(レンタル)の物と分かれています。レンタルする杖に関しては「歩行補助つえ」という名称です。

とても分かりづらいかと思いますので、ここからはそれぞれの種類と特徴を押さえておきましょう。

1点杖(T字杖、ステッキ)

多くの方が使用している杖は1本足の形状ですよね。これがオーソドックスなタイプかと思います。

今では多種多様な柄も出ていますので、お気に入りの色味や柄を選べば、使用する際にも気分が違いますね。

金額も5千円程度の物から2万円ぐらいする杖もあります。

もっと高価な物で言えば7~8万円もする杖も存在します。木製であり、握るグリップも特徴的な物で使用されていると高い傾向にあります。

他にも多機能性の杖として、傘の部分と柄の部分が杖に分離できるタイプもあります。雨の日には杖を取り出して傘を同時に使う事ができます。

この1点杖(T字杖)は、介護保険を使用する事は出来ない為、購入時は実費となります。

※使用時のポイント
使用する際には必ず杖の高さの確認をしてください。
つま先から15cm斜め前方に杖の先を置いた際に、肘が30度ほど軽く曲がった状態であると、正しい杖の高さだと言えます。
杖の高さが身長や姿勢に合っていないと、本来の杖の役割を果たせていない状態にもなります。

ノルディク杖

ノルディック杖は二本のポールを持って歩くタイプで、ノルディクウォークとも言います。

※使用時のポイント
両手にポールを持つことで、歩行時は足を含め、4点で支えられる為に歩行時には両足の負担軽減にもなり、バランスも取りやすく、足腰に不安のある方も姿勢を保ちながら歩くことが出来ます

ちなみに、ノルデック杖を使用して歩くと体全体の90%を使うため、通常で歩くよりも消費カロリーがアップします。ダイエット効果もあるという事ですね☺

白杖

視覚障碍者の道路の通行に著しい障害がある障碍者が、歩行の際に前方の路面を確認する為に使用する杖です。

足取りの悪さを補うためではなく、前方に危険がないかを確認して安全に歩行をする為なので、視覚障害者でなければ、主に使用する事は少ないと思います。

4点杖(多点杖)

ここから先の商品に関しては、福祉用具貸与の対象商品です。※レンタルされる場合が主ですが、自費で購入する事も出来ます。

4点杖(多点杖)は、地面に付く足の部分が4点ある物を言います。

1点の杖では歩行時にバランスを崩しやすく不安があるが、歩行器を使用する程でもない方に向いています。

4点の足の幅が狭かったり、広かったりする違いの物から、可動式で接地面が坂道でもフィットしやすくなる物もあります。

また、サイドウォーカーというタイプは、少々大きめのタイプになりますが、安定性に優れており、床からの立ち上がりの補助としても使用でき、平らな場所での使用に適しています。

松葉杖

主には足のケガや病気などで片足に体重をかけられない方に向いており、体の上肢全体で支えられる為、安定性が高いとされています。

基本的には、手術を受けられた病院等で無料で借りられると思います。

※使用時のポイント
腋窩(えきか:わきの部分)よりも2~3cm下にくるように調節する。歩行時には脇をしっかりしめて、腋当てを挟むようにして体重を支えて使用します。

エルボークラッチ(ロフストランドクラッチ)

手の握力や手首の力が弱い方には、前腕部を使って支えられるタイプが有効です。

握り部分とカフ(腕をホールドする部分の事)で前腕を支える為、握力が十分にない場合でも使用が出来ます。

脳性まひや脊髄損傷などにより、1点杖(T字杖)では支持が困難な方が使用すると良いと思います。

プラットホームクラッチ

主には関節症やリウマチ等により指先の変形がある方は、こちらのタイプがお勧めです。

前腕支持部に腕を乗せて体重を支えつつ、グリップはバランスを保つ程度に使用します。

グリップ部分の角度も変えられる為、姿勢に合わせて調整が可能です。

杖にはこんな機能も⁉

ここまで、さまざまな杖の種類を説明してきました。

参考までに、こんな機能・役目もあるんだ(*’▽’)っていう種類もお伝えします。

折り畳み式(ある一定の場所でしか使わない場合には、持ち運ぶに便利なタイプです)

ライト付き(夕暮時~夜にかけて地面の接地面の近くの部分がライトで光る為、車や周りに自分の存在を示す事や、足元が明るくなるため、段差などの障害物も確認が取れやすくなります)

③番外編として、認知症高齢者の人で徘徊行動があるような方の場合に、知らない間に外に出て行って今うリスクもありますが、その人が杖を常に持ち歩く人であれば、杖に目印を付けておく(目立ちそうなシール等)事や、連絡先を貼っておく事も効果を発揮する場合もあります。

まとめ

ここまで述べてきた各種類の杖は、

❶T字杖、ステッキ

❷ノルデック杖

❸白杖

❹4点杖(多点杖)

❺松葉杖

❻エルボークラッチ

➐プラットホームクラッチ

以上の種類です。

杖の役割は歩行を補助したり、心の安心を得る為にも使用する意味はありますが、歩行する上で全く不安も負担も感じていない方であれば、不必要に持つ必要はありません。

高齢者
高齢者

「この前、転んだ(-_-;)」「足の痛みが気なる」

と言いながらも、杖が玄関に置きっぱなしになっており、使っている形跡がない人も少なくありません。

「せっかくあるんだから、使えばいいのに」と思います(*_*;

転倒骨折してからでは遅いので、転ばぬ先の杖の役割が果たせるよう、必要に応じて確実に使いましょう。

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