人相手に介護をしていると、時には怒れる事もあるのでは?そんな時は怒りのコントロールをしよう。【アンガーマネジメント】とは?

介護職の実態
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どうも、ケア人あがちょ(@careninagacho)です(^^♪

人生には何かと思うようにいかない事は多くありますよね。

それは当たり前の事でもあるはずなのに、自分の意向や考えが否定されたり、気持ちや話が上手く伝わらなかったりするとイライラしてしまう事は多くの方が経験していると思います。

あがちょ
あがちょ

当然、イライラしやすい短気な人から、平常心を保てる人まで一人一人の性格には違いがあります。特に介護をされているご家族や介護職の人にとっては、イライラした経験がないという人はいないんじゃないかな・・。

今回のテーマ、アンガーマネジメント】を身に付ける事で、介護する上でも、日々の生活においても上手に怒り】をコントロールができるようになります。

怒りとは?

『怒れる事』は人それぞれでポイントも違いますし、ストレス度合いも違いますよね。

「あの人短気だよね」「あの人はいつも温厚で、怒った顔見たことがない」

と、陰では第三者からの評価を受けている事もありますので、イライラした表情で仕事をしていたり、言葉の端々にイライラ感情を出すような関わり方は出来るだけ控えたいものです。

世の中には、やたらと怒鳴る人や常に顔を強張らせている人もいますが、そういった人とはどうしても距離を開けたくなります。

しかし、『怒れる事』自体は人間の本能ですので、誰もが持っているものです。

怒れる感情は生きていく上で必要な事であり、動物として自然な闘争本能なのです。

喜怒哀楽の中の単なる感情の一つですね。

怒りの発生の仕組み

怒りの感じ方は人それぞれだとしても、怒りを感じない人はいないかと思います。

では、どうして人は怒りを感じるのでしょうか?

怒りが発生する仕組みとは・・

第1段階

できごとの発生(何らかの出来事が起こったり、誰かが何かを言ったり、したりする事)

第2段階

できごとの認識・意味づけ(発生した出来事や言動について自分自身の意味づけを行う)

第3段階

怒りの発生(意味づけの結果、「許せない」「受け入れられない」という認識に至ったことで怒りが発生する)

といった感じです。

例えば、

「電車内にて、電話で大声で話をしている人」、「車に乗っていて、強引に割り込んでくる車の運転手」などでしょうか。

本来なら、こうあるべきという理想(価値観)と、それに反する事態が起きた『現実』のギャップが怒りへと繋がる訳です。

基本的には何の理由もなく人は怒りませんよね(世の中には理由もなくイライラしている人も稀に居るかもしれませんが・・(*_*;)

怒ると叱るの違い

他人に怒る、自分自身に怒れる、部下や子供を叱る・・

分かっているようで、実は混同してしまっているのが、怒ると叱るの違いです。

怒る〉とは、自分自身の感情が中心的なものです。

怒れる人
怒れる人

「自分の思うように動いてくれない」「○○するべきなのに、してくれない!」

と、自己の価値観が優位に立ち、相手の行動などに対して腹を立てる様子です。

叱る〉とは、あくまでも相手が中心であり、相手(目下の者)の言動に対して、欠点をとがめたり、戒める事だと言われています。

よく言われる言葉で、「子供に対しては、怒るのではなく、叱る様に」と聞きますが、大人の感情(怒れる)だけで物事を伝えるのではなく、あくまでも子供中心に子供の事を思って伝える事が重要ですね。

アンガーマネジメントとは?

皆さんはアンガーマネジメントという言葉を聞いたことはありますか?

アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで精神療法を受けている人や感情労働に関わる職種に就いている人を対象に開発された、心理教育です。

ちなみに、感情労働とは、介護職や看護職などの医療従事者、カウンセラー、教師なども含みます。人相手の労働であり、辛い場面においても自分自身の感情コントロールを求められます。

アンガー(怒り)をマネジメント(管理する)という意味ですが、つまり怒りをコントロールするスキルの事を指します。

怒りのコントロールが身についてくると、『キレる』という突如とした感情も上手に抑えらたり、人間関係にも大きく関わってきます。

怒れるという感情をありのままぶつける事で人間関係に影響も出ますし、ただの短気な人で終わってしまうかもしれません。

つまり、怒りの感情と上手に向き合える人は、人間関係も上手に向き合えますし、家庭や職場において、とても重要なコミュニケーションスキルとなります。

イライラしない為の10箇条

イライラする頻度やストレス度合いは人それぞれですが、とは言え少しでもイライラしないように生活していたいものです。

そこで、イライラを極力抑える事が出来るポイントを整理しておきましょう。

1⃣他人に過度な期待をしない⇒ 他人に過度な期待をしていると、他人の言動に不満を感じる事が多くなる。

2⃣完璧主義にならない⇒ 自分自身に100%の結果を求めすぎると、出来ない自分にいら立つようになる。

3⃣「絶対」「いつも」「べき」をやめる⇒ これらの言葉や思考によって、自分自身の欲求や願望に縛られてしまう。

4⃣自分と他人を比較しない⇒ 比較を続けると、比較や嫉妬の対象が常に存在し、他人を受け入れられなくなる。

5⃣自分自身の本音に耳を傾ける⇒ 怒りの裏側に自分の本音が隠れています。なぜ怒っているのかを見つめてみる。

6⃣体調管理に気を配る⇒ 体調が悪いとイライラしがちになるもの。イライラしたら休むことも忘れずに。

7⃣ご機嫌な自分でいるよう心掛ける⇒ ご機嫌な時の表情、行動を心がければ、他人の反応も柔らかいものに変化する。

8⃣イラっとしたら目の前の物体を観察⇒ 怒りの感情が芽生えたら、目の前の物体をジッと観察する事に集中する。

9⃣言い争いになったら、その場を立ち去る⇒ 頭を冷やす事も大切。立ち去る時は、相手に戻る時間を伝えるようにする。

自分を受け入れてあげる⇒ イライラしがちな自分の事も、責めたりしないでキチンと受け入れてあげる。

引用:イライラしがちなあなたを変える方法(安藤俊介中経出版)

特にありがちなのが、『○○するべきである』『絶対に○○でなければいけない』などの個人的価値観が強い方は、他人との価値観や考え方の違いに対してイライラ感を覚えたり、その感覚が起点となって爆発してしまうケースは往々にしてありますよね。

自分の価値観を欲求するのではなく、自分は自分、他人は他人という見方も必要です。

そして、全てにおいて100%を求めない事です。

まずは、上記のポイントを抑えつつ少しでも意識をしてみて下さい。自分自身の性格を改めて知るきっかけにもなるかもしれません。

6秒ルール

ここで、もう一つのポイントをお伝えします。

アンガーマネジメントの心理トレーニングとして6秒ルールというものがあります。

なぜ6秒なのかと言うと、日本アンガーマネジメント協会の調査を踏まえて6秒を推奨されています。

怒りの感情のピークは6秒間と言われています。

怒りの感情は、怒りが発生してから理性の発動までには6秒程度の時間のズレがあり、その6秒を使って怒りの行動を上手に回避しようとするものです。

~怒りを感じたら、どうする?~

・ゆっくりと深呼吸をする。
・1、2,3・・6までカウントする。
・手の平にイライラしている事を指で書いてみる。
・頭の中で100から3を引く計算をしてみる。
・その場を離れる。  etc

決して正解はありませんが、自分自身に合った方法で試されると良いと思います。

まずは、何でも良いので自分の中でルールを作り、「怒れることがあったら、手のひらに怒れている事を書く」と決めて実行してみて下さい。

6秒でなくても、感情を切り替える時間を少しでも作れれば、イラっとした気持ちをクールダウンさせる事が出来ると思います。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、怒りのコントロールについて解説をしてきました。

最後に内容をおさらいしましょう(^^)/

❶怒りとは?怒りの発生について。

❷怒りをコントロールする為のアンガーマネジメントについて

❸6秒ルールを上手に使う。

こんな感じです。

怒りの感情は決して悪ではありません。

人間は感情の生き物ですので、怒れる感覚があるのは当たり前の事です。

とは言え、怒りの使い方を間違えると取り返しのつかない事にもなり得ます。

特に介護の仕事は感情労働の側面もあります。

利用者や同僚スタッフに対して怒れる事もありますが、その反面では、喜びや遣り甲斐という感情も働きやすい環境とも言えます。

怒りのコントロールを上手に身に付け、喜びと感謝の気持ちで日々働きたいものですね(^^♪

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