年を取ると気になる事。快適に過ごしてもらう為にも、【リハビリパンツや紙おむつ】について考えてみましょう。

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こんにちは、ケア人あがちょ(@careninagacho)です。

介護の仕事をしていると、多くの利用者や入居者の方々の下のお世話をする事はありますよね。

3大介助のうちの一つでもあり、生きていく上では必要不可欠ですね。

高齢者の方からは、

高齢者
高齢者

「最近はトイレが近くて困る。」

「尿漏れが気になる。」

そんな声をよく聞きます。

一人一人に合ったオムツや紙パンツなどを選ぶことは、日中夜間と快適に過ごす為には考えときたいポイントにもなります。

今回は、少し深堀して考えてみたいと思います。

年を取るとトイレが近くなる理由

年を取るとトイレが近くなったり、夜間のトイレ回数も気になるとはよく聞きますが、老化現象によって変わる事なのでしょうか?それとも、何か病気が関わってるのでしょうか?

頻尿

頻尿とは、朝起きてから夜寝るまでの間で排尿回数が8回以上トイレに行く場合は、頻尿であると言えます。

頻尿の主な原因は、

過活動膀胱

膀胱に尿が十分に溜まっていないのに、急に尿がしたくなって我慢できずにトイレに何回も行くようになる。老化現象として起こる事ありますが、前立腺肥大による排尿障害などが原因で起こる事もあります。

多尿

1日の尿量が非常に多い状態。水分の多飲や、利尿作用のある薬の服用によっても尿量が増加する事で、頻尿となります。多尿の場合、1日に3,000㎖以上(正常は800~1,600㎖)と非常に多い尿量があるそうです。

尿路感染

何らかしらの原因で前立腺や膀胱に炎症を起こし尿路感染になると、膀胱の知覚神経が刺激されて頻尿になると言われています。 この他にも原因はあります。

このように、年を取る事だけで頻尿になる場合もありますが、病気により引き起こされる症状でもあります。

尿が頻回だと気になる事

頻尿で困る事と言えば、何度もトイレに行きたくなることですよね。

高齢者
高齢者

「夜間、トイレで何度も起きるから水分は控えている」

「足が痛いし、トイレまでの移動が大変だから、できるだけ行きたくない」

トイレまでの移動による身体の負担感、夜間熟睡出来ない事による睡眠不足になる等の理由は、頻尿の人の困っている声ですね。

このことにより注意が必要な事と言えば、トイレが多い事を気にして水分を控えているケースです。

頻尿を気にして水分を控えてしまえば、熱中症リスクも高まりますので、要注意ですよね(*_*;

失禁とは

1人1人違いはあれど、年を重ねると身体機能や認知機能の低下は見られます。

それは自然の事ですし、何も恥ずかしい事ではありません。

そんな中で、気になる事の一つと言えば、排泄の失敗に関してではないでしょうか。

介護スタッフ
介護スタッフ

実は排泄の失敗(ここでは尿失禁について)には、その人の状況によって失敗理由が違うんです。4種の失禁状態についてお伝えします。

切迫性尿失禁

強い尿意が突然起こり、我慢が出来ずに失禁してしまう事。

原因としては、過活動性膀胱や脳神経の病気、尿路感染で起こります。

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、体を動かした際にお腹に圧が掛かる時に失禁してしまう事。

尿道括約筋の筋力低下、骨盤底のゆるみ等が原因とされており、特に女性に多いとされています。

機能性尿失禁

認知症によりトイレの場所が分からなくなっしまった場合、身体機能の低下によりトイレまでの移動に時間を要する場合に失禁してしまう事。

原因は、認知症の進行、身体機能の低下(歩行障害など)。

溢流性(いつりゅうせい)尿失禁

膀胱に尿がいっぱいで、常にちょろちょろと失禁してる状態。

原因は、膀胱の筋力低下や尿路の閉塞など。

介護の仕事をしているとトイレ誘導や排泄介助をする際に排泄状況を記録します。

その時に尿失禁が確認されれば、介護記録には『尿失禁あり』とか記載する場面もあります。

そこでは、単に尿失禁をしているという結果だけを共有していますよね?

でも、失禁にはいくつかの種類があり、失禁状態を掘り下げていくことで、その人の抱えている問題や疾患が分かるきっかけになるかもしれません。

紙おむつやリハビリパンツを選ぶポイントとは

ここからは、体の状態に応じて使用するおむつ用品の種類やポイントを考えていきましょう。

身体の状態や排泄量や頻度によっても、適切な種類は変わってきます。

■確認ポイント

❶トイレの便座に座れる状態か?それともベッド上に限られるのか?

❷排尿の回数や1回あたりの尿量はどうか?

❸排尿障害はないか?

上記を確認したうえで、

リハビリパンツが良いのか?尿取りパッドは付けた方が良いのか?を考えていきます。

おむつ用品の種類

軽失禁パンツ

吸収素材が縫い込んであるパンツで、見た目は普通の肌着と変わりません。吸収素材は付いてますが吸水量は多くないので、失禁量が多い方には不向きです。

パッドタイプ

パンツ内にセットして使用する物です。パッドには排尿量や大きさにも種類があります。日中当てる物と夜間に当てる物と使い分けをする事で、交換頻度や無駄も少なくする工夫ができます。

リハビリパンツ(紙パンツ)

パンツですので、上げ下ろしをしてはくタイプです。トイレに行ける人は、こちらのタイプが使いやすいと思います。パッドと同じように対応尿量に違いもあります。腰回りの起きさでサイズ選びには注意しましょう。

紙おむつ(テープ止めタイプ)

テープで止めるタイプの紙おむつです。ベッド上で過ごす方、トイレでの排泄が難しい方に使用します。吸収量も多く、中に尿取りパッドを当てて使用する場合が多く、パッドと併用する事で経済的です。

選び方のポイント

紙おむつのメリット

まず、トイレに行ける状態なのか、それともベッドより起き上がる事が困難な状態なのかを確認します。

寝たきりの方には、通常は紙おむつ(テープ止めタイプ)を使用します。

そして、普段の尿量(パンツ内やパッド内へ失禁後)も確認をしましょう。

夜間の尿量が多い場合には、吸収量が少ない物を当てていれば吸水しきれずに、尿漏れの原因にもなります。

かと言って、頻回に交換をする事は本人や家族の身体的な負担にも繋がります。

・ベッド上で交換する際、テープを開ける全面がしっかり確認できる事で、拭き取ったり、パッド交換がしやすい形状である。

・立体ギャザーが付いており、布おむつに比べて漏れにくい。

・使い捨てであり、汚れたら捨てる事が出来る。

・サイズもさまざま。

リハビリパンツのメリット

トイレに行く事ができる人にとっては、トイレまで行くまでの動作(歩く、立ち座り)自体が生活リハビリにも繋がりますので、続けれる間は続けましょう。

トイレに行ける人は、パンツ型(リハビリパンツや軽失禁型)のタイプを選ぶと良いです。

テープ止めではやりにくいですが、パンツ型タイプであれば上げ下げもしやすく、本人も介助者も対応しやすいかと思います。

また、失禁する尿量を考慮すると、軽失禁タイプよりもリハビリパンツを選ぶことも必要です。

・尿吸収量によって種類がある。

・リハビリパンツは紙パンツなので、汚れれば捨てる事が出来る。ちなみに、パンツ横のつなぎ目を下(太もも側)から破ると破りやすいです。

・ 立体ギャザーが付いており、横漏れしにくい。

・紙おむつ同様にサイズがさまざまですので、腰回りに合ったサイズを選べる。

尿取りパッドのメリット

そして、尿取りパッドですが、こちらは紙おむつやリハビリパンツの中に当てて、併用して使用する場合が多いかと思います。

・パッドを内側に当てておく事で、尿失禁をしても直接的に紙おむつが汚染されずに済みます。その為、1枚単価が紙おむつよりも安いパッドを交換すればいいので経済的です。

・パッドも尿量に合わせて、吸収できる容量がさまざまです。日中と夜間用に分けて使用する事も。排尿○○分と記載があります。一晩過ごすのに漏れを気にしなくて良いかもしれません。

・ 立体ギャザーが付いており、横漏れしにくい。※当て方に注意してください。

それぞれのデメリット

紙おむつやリハビリパンツ、尿取パッドを使用するメリットもあれば、当然デメリットもあります。

・「蒸れを防ぐ」と袋に書いてあっても、やはり布パンツに比べれば蒸れやすい。

・使い捨てなので汚れた物を洗わなくて楽な分、消耗品として費用が掛かります。種類によって1枚単価も変わります。

・残りの枚数を確認していないといけない。定期的な買物の負担。

あがちょ
あがちょ

メリットもデメリットも理解した上で、少しでも快適に過ごせる状態を保てるように、何が適しているのか?を検証してみて下さい。

医療費控除が受けられる?

尿漏れや失禁が気になる人にとって、紙おむつや尿取パッド等は必需品となります。

しかし、消耗品である以上、使う頻度の増加に従い金銭的な負担も増していきます。

この先何年も使い続ける事を考えると、費用はバカになりません。

では、購入したおむつ代に関して、医療費控除を受ける事は出来るのでしょうか?

当然手続きや申請は必要ですが、ドラッグストアなどで購入することが出来る、リハビリパンツや尿取りパッド、紙おむつなどの商品は医療費控除の対象となっています。

日々のおむつ代が少しでも還付される事はありがたいですね(^^♪

購入した袋には、以下の様に表記されていると思いますので要チェック↓

とは言え・・

実は、誰でも医療費控除を受けられる訳ではありません(*_*;

「おむつ使用証明書」により、医師による治療を受けるため直接必要な費用であることが明らかにされたものについては、医療費控除の対象となります。

傷病によりおおむね6か月以上にわたり寝たきりであり、医師の治療を受けている者のおむつ代は、医師による治療を受けるため直接必要な費用として、医療費控除の対象となります。(略)

おむつ代について医療費控除を受けるためには、確定申告書に医療費控除の明細書を添付し、また、その者の治療を行っている医師が発行した「おむつ使用証明書」を確定申告書に添付するか、確定申告書を提出する際に提示することが必要です。

国税庁ホームページより引用

この「おむつ使用証明書」に関してですが、2年目以降も医療費控除を受けようとする場合には、証明書を発行してもらわなくても、市町村が介護保険法に基づく要介護認定に係る「※主治医意見書」の内容を確認した書類により、寝たきり状態にあること、及び尿失禁の発生可能性があることが確認できれば、医療費控除の対象として申請を行うことは可能です。

※主治医意見書の中の「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)」の記載が、B1、B2,Ⅽ1,Ⅽ2のいずれかに該当しているか。また、「尿失禁」の項目にチェックが入っているか否かを確認します。

詳しくは、お住まいの税務署にお問い合わせください。

まとめ

今回は、デリケートな部分の話になりましたが、少しでも快適に過ごすためには必要な知識でもありますので、お伝えしてきました。

❶トイレが近くなる理由

❷失禁の種類

❸紙パンツ等の選び方

必要な方にとっては毎日使用する物であり、『快・不快』に直結する事でもあります。

大きさや尿量に対して適切な物を選ぶ事は、はき心地の良い安楽感にも繋がります。

でも、それ以上に大切な事は、着用している本人が訴える事の出来ない人(認知症の進行や発語が難しい人など)の不快感をキャッチしてあげることです。

いくら適切な物を着用していても、失禁した状態のまま交換されずに時間経過すれば、誰でも不快な感じを得ますよね?

ソワソワ(焦燥感)している感じはないか?

歩き方がいつもと違わないか?

ズボンが重そうな感じはないか?

そんないつもの様子を違う行動が見られると、もしかしたら失禁後のサインかもしれません。

快適に過ごしてもらう為にも、日頃の観察と状況判断が大切ですね。

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