認知症でお困りの事や不安を共有できる場所。認知症予防の取り組みや地域の交流の場としても。【認知症カフェ】について解説します(^^)/

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どうも、ケア人あがちょ(@careninagacho)です(^^♪

認知症カフェって聞いたことはありますか?

介護業界ではすっかりメジャーになりましたが、実際に足を運んだ事がある人は少ないんじゃないかと思います。

あがちょ
あがちょ

そこで今回は、認知症カフェについて解説していきますね☆

人と人との繋がりが重要

高齢者に限らずですが、車も止め、足腰も悪くなってくると生活範囲が狭くなりやすいです。

デイサービスを利用する事で人との関りがある程度は継続もできますが、結局は公的なサービス頼りになってしまいます。

そんな中で、地域の人たちが集まる居場所作りやサロン等(呼び方は違っても内容に大差はない)の取り組みは、人と人との繋がりができますので、とても貴重な活動ですよね。

居場所(とある地域のコンセプト)

法令や制度に基づかない、地域の住民が主体となって運営し、高齢者や障害のある人や子供の垣根がなく、誰もが気軽にふれ合える地域交流の場所の事を指しています。

一緒になって食事を作ったり食べたり、趣味・創作活動やゲーム、会話を楽しみながら過ごされています。

取り組み内容や時間に制限はなく、それぞれの居場所のやり方でOKであり、毎回楽しみに参加されている人もいます。

参加費の有無や開催回数(毎週や月1回程度)など、開催方法に関しても決まりはありません。

地域の高齢者
地域の高齢者

デイサービスも良いけど、手続きとかも面倒くさく感じるし・・。

サロンや居場所は、気軽に参加できるのが良いね(^^♪

認知症施策に認知症カフェも含まれている

そもそも認知症に関する対策として、国は今までにも『オレンジプラン(2012年)』『新オレンジプラン(2015年)』という施策を打ち出し、今後の認知症高齢者の増加に伴う対策を掲げてきました。

直近であれば令和元年にとりまとめた、『認知症施策推進大綱』という施策ができました。

認知症施策推進大綱の内容は5つの柱として示されています。

5つの柱

1⃣ 普及啓発・本人発信支援

2⃣ 予防

3⃣ 医療・ケア・介護サービス・介護者への支援

4⃣ 認知症バリアフリーの推進・若年性認知症の人への支援・社会参加支援

5⃣ 研究開発・産業促進・国際展開

以上の5つです。

5つの柱に関しての詳細説明は、長くなりますので今回は省略します^^;

この柱の中に記載されていますが、認知症に関する理解の促進が強く謳われています。

認知症サポーター養成講座

柱の1つ目に普及啓発・本人発信支援とあります。

認知症を正しく理解して、認知症本人や家族が住み慣れた地域の中で暮らしていけるように、サポーターを養成する認知症サポーター養成講座の受講を推進しています。

キャラバン・メイト
キャラバン・メイト

サポーター(応援者)は、特別な事をするわけではありません。

認知症を正しく理解して、困っている人がいたら手を差し伸べましょう☆

認知症カフェ

柱の3つ目に医療・ケア・介護サービス・介護者への支援とあります。

省略・・

認知症の人及びその介護者となった家族等が集う認知症カフェ、介護教室や家族同士のピア活動等の取組を推進し、家族等の負担軽減を図る。

厚生労働省 認知症施策推進大綱の資料より引用

このように国が推進する事として、認知症カフェが明記されています。

カフェの開催目的は一つではありませんが、大きな役割として「家族等の負担軽減を図る」が上げられます。

カフェに通う事で、普段の身体的な介護負担がなくなる訳ではありません。

ここで言う「負担軽減」とは、家族等の気持ちの負担(精神的に余裕がない状態)が主ではないかと思います。

認知症の家族が抱える精神的な負担は軽いものではありません。

同じように認知症の家族を抱える人たちが集まり、普段の苦労や不満、受け止め方などを共有する事で、家族の気持ちが少しでも楽になる事が期待されます。

最近ではコロナの影響もあり、今まで通りにカフェ活動に取り組めず自粛されている所もありますが、現在では全国7,000ヶ所以上で行われており、2012年以降、徐々に増えている様子が伺えます。

今後も全国に認知症カフェが広まっていくと良いですね♪

認知症カフェのいろいろ

皆さんの地域には、認知症カフェ(オレンジカフェなど)と呼ばれるような場所はありますか?

認知症カフェは、その名の通り認知症がキーワードとなっています。

あとは、『認知症の理解を深める勉強会を行う』『認知症の家族が寄り集まり普段の悩みや困り事を分かち合う』『認知症予防を目的としてアプローチする』といった具合に、カフェのコンセプトや実施の仕方は様々なようです。

(例)取組の様子

ここからは、とある認知症予防にアプローチしている認知症カフェの様子を紹介します。

※頭の体操(脳トレ)に取り組んで頂いている様子です。デイサービスでも脳トレは取り入れられますが、カフェにおいても同じような時間を作られています。

※回想法はご存知でしょうか?昔懐かし物に触れたり、見たり聞いたりすることで、記憶機能に働きかけます。「懐かしいね~」「昔よく使ってた(^^♪」といった会話が弾みます。

※ギターの音に合わせて歌ったり、手拍子や足踏み、リズムを取るような音楽療法の様子。歌う事で便秘解消(腹筋を鍛える)や嚥下・咀嚼機能の低下予防にも働きかけます。

※地域の皆さんで、みたらし団子を作っている様子。一つの事を協力しながら手分けして準備するのも、良いもんですね。

※地域の皆さんでバーベキューをしている様子。ただのバーベキューではなく、認知症に良いとされる食材ばかりを使ったBBQがテーマ。例えば、青魚やシイタケ・レバーを焼いたり、トマト・ブロッコリーのオリーブオイルサラダ、おにぎりはウコンやゴマを混ぜたり等々、いろいろ工夫されています。「脳に働きかけているんだ☝」と意識しながら食べるとさらに効果絶大⁉

認知症カフェの課題

認知症カフェは国も推進している訳であり、地域にとっても心強い活動にもなりますが、実際にはいくつかの問題点もあります。

運営資金

自治体によっては、1回の開催で○○円というように申請に応じて補助金が賄われる地域もある反面、補助金の交付も望めない自治体もあり、地域格差があるようですね。

カフェを運営するにも、主体となる人やサポートする人も必要ですし、おやつ提供したり材料費も掛かります。

そういった費用をどこで賄うのかが問題ですよね。

その分の参加費を徴収する事も必要かもしれませんが、費用によっては参加者数が望めなくなります。

カフェまでの移動

認知症カフェを利用する人の多くは、地域に住んでいる人となりますが、地域と言えど歩いて行くには困難な距離かもしれません。

地域住民
地域住民

「参加してみたいけど、免許も返納したし、歩いて行くには遠いしな~💦

送迎があると助かるんだけどね~・・」

デイサービスみたいに送迎ありきの場所ではない為、カフェ会場までの足に困ります。

家族送迎ができる人ばかりでもないので、参加したくても参加できない人がいるのも事実です。

周知方法

認知症カフェは介護従事者には知れ渡っていますが、地域住民からすれば、まだまだ認知症カフェという名称が聞き慣れない人も多く、「認知症」と付く事で参加する以前に抵抗感を感じる人もいます。

全面的に「認知症カフェ」と謳わずとも、「オレンジカフェ」とか「○○カフェ」と言い変えれば、取っつき易く感じるかもしれませんが、逆に何をやっている所なのかが分かりずらくなってしまうデメリットもあります。

地域に根差した取り組みをしたくても、

地域住民
地域住民

「折角だから参加してみたいけど、認知症と思われるのが嫌なのよね~💦」

と感じて、足を運ばれないケースも考えられます。

どう発信するのが最適なのかが悩ましい所です。

認知症カフェ協

地域で認知症カフェの運営をしたいと思っているけど、課題もあり躊躇している人には、多くの情報やノウハウを持っている所に相談するのも手ですね。

認知症カフェの取り組みを広める為、《一般社団法人 認知症カフェ協会》という協会があります。

日本全国の認知症カフェの開催をバックアップしてくれるような支援をして頂けます。

いろんなカフェ情報を知っている方々なので、運営で困っている事などを相談されると良いと思います。

しかも、会員登録は無料

会員になる特典は?

❶オレンジ通信(メルマガ含む)による認知症の勉強・知識、各地域の開催の様子がメールやホームぺジにて確認できる。

❷会員同士のメールのやり取りが出来る。

❸認知症カフェが登録出来て、参加した会員さんにお気に入り登録をしてもらい通知も出来る。

❹不特定の会員さんにカフェや広告も配信できる。

❺掲示板で、悩み相談やツライことなど共有できる。

❻施設検索や介護の相談窓口検索が出来る。

➐介護医療のコミュニティを作成したり、参加が出来る。

❽介護医療に特化したショッピングサイトで、登録販売または買い物が出来る。

コチラをご確認下さい↓

https://ninchicafe.com/

まとめ

ここまでお読み頂きありがとうございました。

認知症高齢者は確実に増えていく事が予測されている中で、それぞれの地域住民の理解やサポート体制が重要です。

認知症カフェや認知症サポーター養成講座の情報発信、参加しやすい環境作りも今後の課題ではありますが、それぞれの立場において知恵を出しながら、認知症の人とその家族の暮らしをサポートできる仕組み作りを整えていきたいですね。

【参考文献】

厚生労働省:認知症施策推進大綱について

認知症施策推進大綱について |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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