在宅介護の先にある【入居施設】を探す時のポイントを解説します!

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どうも、ケア人あがちょ(@careninagacho)です(^^♪

在宅で介護をされている人は少なくありません。

現状は良くても、徐々に介護を受ける高齢者の心身の変化により介護負担が増えてきたり、協力体制や仕事など含めた家族背景の変化など、生活状況により在宅介護の限界を感じるタイミングが来るかもしれません。

入居を考えるタイミングや限界を感じる線引きは、人それぞれです。

あがちょ
あがちょ

今回は入居を考えた時に、入居先を探す際のポイントをお伝えします。

少しでも参考になれば幸いです。

★この記事で分かる事

●各施設の入居対象者について。

●入居前の施設選びにおける確認ポイント。

入居施設の種類

入居(入所)を考えた時に、受け皿となり得る施設は何種類ぐらいあるのでしょうか?

それぞれを簡単に説明します。

※尚、細かな話になりますが、一般的には入居は『入ってそこに住む事』で、入所は『社会福祉施設に入って生活する事』を指します。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

まずは、最も有名な施設形態と言えば『特養』です。

特養には軽減措置もあり、対象となれば費用(食費や居住費)が低減される場合もある為、

家族
家族

特養は安いんだよね?

生活費を考えると特養以外は難しいな~(泣)

という理解だけが独り歩きしている感じを受けます。(※課税世帯だと軽減措置には該当しません)

また、誰でも入れるわけではありません。

基本的には要介護3以上の人(中重度者とも呼ばれる)が対象ですので、要介護1の人では入所する事ができません。(※特例的に入れるケースもありますので、まず担当の相談員に確認を)

介護老人保健施設

老健と呼ばれる施設は、病状が安定期にある人が施設に入所して、在宅への復帰をめざして医学的管理のもとでの介護、機能訓練などを受ける事ができます。

対象者は要介護1以上の人です。

こちらも特養同様に、対象となれば軽減制度を使う事ができます。

あくまでも、リハビリを通じて在宅復帰を目指している施設(病院と在宅の中間に位置する)なので、長期的な入所というよりは短期~中期期間(早ければ3か月程度)での入所が主となります。

認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

認知症の要とも呼ばれる施設が、このグループホームと呼ばれる所です。

別名は認知症対応型・・と言うだけあって、入居対象者は認知症の診断が出ている人となります。

また、要支援2~要介護状態の人であれば対象となります。

地域密着型サービスでもあるので、どこからでも入居が出来る訳ではなく、該当施設と同じ市町村に住所が必要です。(※基本的にはA市に住所がある対象者は、希望するB市のグループホームには入居できない)

家族
家族

うちのおじいさんは、毎日ウロウロと動き回ったり、外に出て行ってしまうから、目が離せないのよ・・(*_*;

認知症による行動障害が著しい場合では、受け入れが難しいと断る施設もありますが、グループホームは認知症に特化している施設なので、受け入れに応じてくれます(ケースによりますが・・)。

有料老人ホーム

有料老人ホームと言っても、3種類の形態があります。

  • 介護付き有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • 健康型有料老人ホーム

介護付き』は、入居すると介護が同時に付いてきますが、『住宅型』では食事の提供や生活支援は受けれても、身体介助を受ける場合などは別(ヘルパーやデイサービス等)での契約が必要となります。『健康型』に関しては、介護が必要となった時点で退去の対象となります。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス高齢者向け住宅(サ高住)は、この中では一番新しい施設形態となります。

全国的にも増加傾向にあり、超高齢社会の受け皿として大きな役割を担っています。

施設の受け入れ要件は、その施設ごとで違いもあります。

介護認定を受けていなくても入居できる施設もあれば、要介護1以上の認定を受けていないと入れない施設もあるのが実態です。

軽費老人ホーム(ケアハウス)

軽費老人ホームも種類があり、A型、B型、Ⅽ型(ケアハウスの事)が存在します。

A型は、身寄りのない、あるいは家族との生活が困難な60歳以上の高齢者が対象。食事の提供はあります。

B型は、A型と同様ですが、自炊できる状態の人が対象となります。

A・B共に、介護が必要ある高齢者は入居ができません。

また、所得制限があり、月34万円以上の所得者は対象外となります。

Ⅽ型(ケアハウス)は、家庭環境、住宅事情などの理由により、在宅生活困難な高齢者が対象。

居住機能と福祉機能を併せ持った施設であり、一般型介護型と分かれます。

一般型は60歳以上が対象であり、介護が不要な人も、軽度の介護が必要な人でも可能です。

介護型は65歳以上で要介護認定者が対象となります。

ケアハウスの中には、要介護2以下の人を対象としている施設もありますので、確認が必要です。

また、ケアハウスには所得制限はありません。

養護老人ホーム

身の回りの事ができる65歳以上の高齢者で、在宅生活困難者が対象となります。

  • 経済的に困窮している。
  • 身寄りがない。
  • 家族から虐待を受けている。

養護老人ホームの元は、生活保護法(旧:救護法)に基づいて設置された施設である「養老院」の一つです。

身体的には自立している人が対象である為、身体介助サービスを受けられるわけではありませんが、食事の提供や健康管理などの生活支援を受けながら、自立した生活を続ける事を目指しています。

入所しながら、外部の介護サービス(ヘルパーなど)を受ける事は可能です。

施設選びの確認ポイント

各施設の入居要件(入居する上での対象か否か)に該当しなければ、希望する施設であったとしても簡単には入居が出来ない場合があります。

◎認知症の診断がなければ、グループホームには入れない。

◎要介護3以上なければ、特養には入れない。

◎介護度が出ていなければ、老健には入れない。

といった感じです。

細かな要件やルールなどは施設でも違いがありますので、まずは大まかな理解でOKです。

受けられる介護サービスの有無

施設に入る理由は一つではありませんが、多くの場合は、身体機能の低下や認知症の進行に伴う介護量が増してきたタイミングで考える人が多いですね。

介護が必要な状態にもかかわらず、必要な介護が受けられないという状態は避けなければいけません。

◎入居する事で介護サービスが受けられるのか?

◎別に契約をしないと介護サービスを受けられないのか?

◎介護サービス以外の生活援助なサービスはどこまで受けられるのか?

◎要介護度が重くなった際(寝たきり状態など)に、どこまで対応が可能なのか?

◎認知症が進み徘徊などの症状が目立つようになっても対応は可能なのか?

◎食事形態の変化に応じて対応は可能なのか?  etc

医療面の対応

高齢になれば切り離せないのが、病気や怪我のリスクです。

たくさんの薬を服用している人や、多数の課に受診している人もいます。

当然、入居後も医療面のサポートは必要になるかと思います。

通常勤務している看護師の配置も各施設の形態によって違いがありますので、医療に強い施設とそうじゃない施設と分かれます。

※主な医療系の施設(介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設)

◎常に看護師は施設にいるのか?

◎毎日医療が必要になった場合(在宅酸素やインシュリン注射など)の対応は可能か?

◎今までの主治医への受診が可能なのか?

◎受診へは施設で連れて行ってきれるのか?家族が対応しないといけないのか?

◎転倒して骨折疑いのある場合の対応は?

◎嘱託医による訪問診療や往診についての対応は?

◎緊急時の対応は?どの病院に連れていくのか?  etc

月額の料金

家族
家族

入居を決めたものの、この先何年間の費用が必要なんだろうか・・

毎月の料金はいくらかかるんだろう・・。

入居者本人も家族としても、月々の入居料金は大変気になるポイントですよね。

前述の通り、低所得者向けの軽減措置が適応されれば費用も抑えられますが、適応する施設ばかりではありません。

主にかかる費用面は

  • 入居一時金(前払い金)
  • 介護サービス費
  • 居住費(滞在費)
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 管理費
  • 診療費や薬剤費
  • レクリエーション費
  • 消耗品費
  • 理美容費  etc

施設によっては、費用項目名が違うかもしれませんし、管理費に水道光熱費等も含めている所もありますので、月額トータルで考えてみましょう。

入居一時金については、0円~数百万円、中には数千万円という超高額な施設も存在します。かなりの差があります。入居金0円の施設も増えてきた印象はありますが・・。

一般的には償却期間が決められており、入居後○カ月間で返還なしとなります。

家族
家族

そんな費用が掛かるなんて聞かされていなかった!

費用面に関しては、特にトラブルに発展するケースもありますので、入居相談時にはしっかりと確認して下さい。

窓口の担当者(相談員や管理者)の対応

施設に入居するという事は、今までの暮らしからガラリと変化する事で、入居者本人はもちろん、家族も心配な事です。

ましてや、初めて訪れる施設や相談員に対しては、身構えてしまいがちになりますので、聞きたい事も聞けず仕舞いになるかもしれません。

施設側としては、入居契約時に伝えなければいけない事は重要事項説明書に載せていますが、入居相談の時点では細かな点の確認や伝えきれません(担当者によりますが・・)。

その為、相談時の担当者の印象は大きなポイントです。

家族
家族

認知症が進んで、家で見るには限界を感じている・・

月々の費用が心配です・・

どんなサービスを受けられるんですか?

相談員
相談員

いろいろと心配ですよね。ご苦労されてるかと存じます。施設では24時間の介護サービスが受けられますので、ご安心して入居いただけます。普段のご様子はお便り等でもお知らせしたり、面会もお気軽にお越しください・・・

気さくに相談に乗ってくれたり、自施設に熱意を持っている人傾聴力のある人が窓口として対応してくれると、入居を考える上では心強いですね。

施設内の雰囲気

フロアの雰囲気やスタッフの対応は大切です。

「なんだか、暗い、殺風景、臭いや汚れも気になる・・・」

第一印象としてはヨロシクないですね。

施設にはパンフレットも用意されていますので、足を運ばなくても何となくは設備面などの確認もできますが、実際に足を運ばないと見えてこない事もありますので見学は必須ですね。(現状はコロナ禍であり、見学方法はマチマチです)

これから介護を受けるにあたり、対応するスタッフの表情や挨拶も、第一印象の重要なポイントです。

いくらキレイな施設であっても、スタッフの対人者への声掛けや挨拶の印象で、受けるイメージがガラリと変わってしまうものです。

気になる施設には事前に見学対応の確認をしておきましょう。

外部との繋がり

入居してしまうと、基本的には施設内での生活が主となります。

「たまには自宅に帰したい」「気分転換に買い物や食事に連れていきたい」などの声も聞きます。

外出に関しては事前に申し出しておけば問題ない事がほとんどですが、念のため外出に関しての留意事項を確認しておきましょう。

施設が外出支援に力を入れている所も少なくありません。

買い物や外食、時には日帰り旅行みたいに出掛ける機会を作り、暮らしの中に楽しみ企画を盛り込んでいる施設もあり、とっても楽しみにされている表情を見る事もできます。

また、施設内だけで完結せず、地域との繋がりや家族交流にも重点的にアプローチをしている等、閉鎖的ではなく開放的な施設の方がポイント高いですね。

【専門家が解説】老人ホームの種類ごとに違いや特徴を徹底比較
出典:みんなの介護

施設探しのツール

実際には、どこに介護を受けれる施設があるのか、本人が希望する立地の施設はあるのか等の情報はどういった方法で得られるのでしょうか?

担当ケアマネジャー

在宅で介護サービスを受けている人であれば、既に担当ケアマネジャーが付いているはずです。

ケアマネは、地域の介護サービス情報はある程度は頭に入っているはずですので、まずは担当者に聞いてみるのが良いですね。

ただ、地域以外の範囲となると詳しくは分かりませんが、該当する施設(入居対象となる)を提案してくれるので、対象施設をネットで探す事はできます。

利用者情報を得ているケアマネから、施設の空き状況や入居対応の有無の確認をしてもらう事も可能です。まずは、担当ケアマネジャーをフル活用しましょう。

施設の紹介会社

無料で施設紹介をしてくれます。

プロの相談員が最適な介護施設を提案してくれたり、希望施設への確認と見学に同行してくれたりもします。

見学時に家族だけでは心配かもしれませんので、同行してくれる相談員がいると心強く感じられます。

紹介会社によっては、入居先が決まると入居祝い金(準備金みたいな)を頂ける会社もありますよ。

ネット検索

ネット媒体による検索もできます。

大手であれば、『ベネッセ』や『みんなの介護』『LIFULL介護』なんかは有名ですね。

電話すると、オペレーターが入居相談を受けますので、適した施設を案内してくれます。

また、資料請求や見学予約も可能です。

初動に困ったら、まずはお気軽に確認をしてみて下さい。

老人ホーム・介護施設の検索なら【LIFULL介護】

まとめ

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

入居を考えるという事は、人生の中でも大きなターニングポイント(転機)となります。

本人の心情は重要であり、家族としても大切な人を預ける訳なので、入居先は慎重に選びたいところですが、分からない事も多く、そもそも入居対象ではない可能性もあります。

知らない事はその道のプロに協力してもらい、必要なタイミングには気軽に相談してみて下さい。

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