介護が必要となった人が頼るベッドが【介護用ベッド】。安全性や寝心地、使い勝手は選ぶポイントとなります。

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どうも、ケアニンあがちょ(@careninagacho)です(^^♪

年をとり思うように体が動かしにくくなる老化現象、または病気や事故などで突如として不自由になってしまう場合もあります。

人生は本当に分かりません。

生活全般の動作が低下すると、ベッド上で過ごす時間も多くなっていく傾向にあります。

食事や排泄もベッド上であれば、24時間の多くを過ごすわけですよね。

長い時間を過ごすベッドですから、適した物を使用したいと誰もが思う事でしょう。

あがちょ
あがちょ

今回は、介護用ベッドを選ぶ際のポイントや注意点を解説したいと思います。

★この記事で分かる事

●介護保険で介護用ベッドを借りる場合のルールと対象外の人の対策。

●介護用ベッドに合わせて使うマットレス選びのポイント。

●使用上の注意点。

福祉用具とは

高齢により介護が必要になった人や障害を持たれている人も、福祉用具を活用する事により、その人らしく生活を送る事も可能となります。

生活をサポートしてくれる福祉用具ですが、さまざまな種類が存在します。

主には移動の際と、ベッド上で使用する用具です。

●移動の補助として使用

車椅子、歩行器、歩行補助杖、手すり、段差解消機、スロープ

●ベッド上での補助として使用

介護用ベッド、体位変換機、マットレス、エアマット、サイドテーブル、柵

上記の用具に関しては、レンタル品として毎月の支払いで借りることになります。

手すりであれば月々数百円で借りれたり、介護用ベッドであれば千円前後になります。

費用について業者で多少前後します。

そして、福祉用具の種類によってはレンタルは出来ない用具もあります。

レンタルが出来なくても、介護保険を利用する事で1割(1~3割の人も)負担で購入ができる物としては、主に排泄時や入浴の際に使う物が対象となります。

ポータブルトイレなんかも2千円前後で購入することができる訳です。

福祉用具購入に関しては、福祉用具を取り扱っている業者によって行政への申請も必要となるため、業者やケアマネジャーへ相談をしてください。

■排泄時に使用

ポータブルトイレ

■入浴時に使用

浴槽用手すり、浴槽用踏み台、浴槽ボード、シャワーチェア

要介護2以上が必要

介護を必要としている人は、その人その人で心身の状況が違います。

要介護認定は要支援1・要支援2・要介護1~5と7段階に分かれていますが、認定審査を受けた結果で認定が下りてきます。

介護サービスの中には、要介護状態によって使える使えないが決められている事もありますが、介護用ベッドに関しては、要介護2以上の人しか借りる事ができないんです。

寝起きの動作に負担を感じ、介護用ベッドを使いたいと思った要介護1の人では、借りる事ができない訳です。

制度上で決められているルールの為、業者をどこで選ぼう、どこのケアマネに依頼しようと変わりません。

とは言え、要介護1以下の人でも、どうしても介護用ベッドを使いたいという意向の人もいます。そういった場合に借りられる方法はあるのでしょうか?

自費でレンタル

福祉用具の業者によっては、ベッドを自費で貸し出してくれる所もあります。

自費とは、介護保険を利用しないで借りる事ですね。

自費と言っても、通常は10割分で借りる訳ではありません。10割で借りるとなると毎月1万円以上かかってしまうことに・・(*_*;

業者によりますが、おおむね1,500~2,000円前後で借りることができます。

そう考えると、保険適用で借りる場合と、そこまで大きな差額はなく借りる事ができます。

自費で購入

レンタル品の利点は、身体の状況(歩行状態など)に合わせて変更できる点が最大のメリットです。

特にベッドは高価な物なので、買ったは良いが直に使わなくなった・・なんて事になれば勿体ないですよね。

福祉用具は高価な物が多いので、レンタルを勧めるケースが基本となりますが、中には、介護認定を受ける以前から既に購入されていた人もいますし、レンタル用品に抵抗があって購入される人もいます。

後で説明をしますが、介護用ベッドの機能によっても金額が変わってきますが、10~30万円前後での購入となります。

中古品を購入するというのもアリですが、モーターがちゃん動くか、破損などで危ない箇所がないかのチェックは必要です。あとは、金額と相談してください。

区分変更の申請を検討

高齢者
高齢者

何でこんなに体が痛くて動きにくいのに・・。デイにいるAさんの方がよっぽど歩けるのに、ワシより介護認定が重いなんて!認定が適切じゃないのでは⁉

介護認定が思っていたよりも軽度判定が出てしまうことはあります。

認定を受けるには、認定調査の74項目の結果主治医の意見書をもとに介護認定審査会を経て、要介護度が確定してきます。

人によっては、介護2以上が出ると考え介護用ベッドを借りるつもりだったけど、結果的に要介護1が出てしまったというケースもあります。

予定と違った結果に、不満を持つか人も多いかと・・(デイに週3回行きたい人が、要支援2の結果が出てしまい、週2回までしか行けないというケースもありますね)。

本人・家族としては、「こんなに大変なのに、なぜ要介護1なの⁉」と生活実態との相違に納得できない場合もありますね。

そこで、介護認定を再度受け直したいという人は、ケアマネと相談のうえで区分変更申請をすることも一つの方法です。

ただし、認定を受け直したからといって、必ずしも介護度が上がる保証は全くありません。

介護用ベッドを選ぶポイント

介護用ベッドといっても、機能や特徴にも違いがありますので、選ぶ時のポイントを確認しておきましょう。

モーター数

大きなポイントとしては、モーター数の違いがあります。

モーターとは、ボタン一つで上げ下げを変えられる機能です。

モーター数の違いと利用に適した人

●モーターなし

立ち上がりは困難な人、起き上がりはできるけど、手すりは必要な人が使用する。

●1モーター( 背上げ機能orベッドの高さ昇降 )

起き上がりが困難な人が使用。

●2モーター(背上げ+ベッドの高さ昇降)

起き上がり困難な人、 立ち上がりに介助が必要な人。

●3モーター(背上げ+ベッド高さ+膝上げ)

起き上がり困難な人、 立ち上がりの際に介助が必要な人、ベッド上で過ごす時間が多く、ベッド上で食事も摂る人。

●4モーター (背上げ+ベッド高さ+膝上げ+寝返り補助)

上記の機能プラス寝たままで右・左と向きが変わる(体位変換のサポート機能)ため、寝たきりの人には適している。

以上のように、モーター数によってサポート機能が変わってきますので、身体の状態によって選択します。

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ベッドのサイズ

また、サイズ選びも一つです。

寝室が狭かったり、本人が大柄の人だったりすると、サイズによっては適さない事も考えられます。

通常は幅83センチ・長さ180センチほどのミニサイズや幅91センチ・長さ191センチほどのレギュラーサイズ、そして幅100センチ・長さ205センチほどのロングサイズがあります。

例えば、レギュラーサイズのベッドを部屋に置いたが、部屋が狭くて動線に不具合を感じるようであれば、途中でミニサイズに変更する事もできます。そういった対応も福祉用具相談員やケアマネジャーへ連絡して頂ければ大丈夫です。

マットレス

介護用ベッドと合わせて必要となる物がマットレスです。

マットレスもさまざまな種類が出ていますので、体の状態に合わせて選ぶと良いですね。

要介護が重たくなってきて、ベッド上で過ごす時間が長くなってくると、特に注意することは床ずれ(褥瘡)を起こすことです。

出展:NPO法人創傷治癒センター

寝返りが打てる人であれば、同じ部位ばかりに負担を掛けずに済みますが、寝返りが打てない人であれば、長い時間同じ部位に体の重みが集中することで床ずれに繋がります。

特に床ずれが起きやすい部位は、寝方によっても変わりますが、仰臥位(上向き)であれば、仙骨部(お尻の辺り)が最も床ずれになりやすい部位です。仙骨以外では、尾骨、大転子部、踵部(かかと)の発生率が高いとの報告があります。

あがちょ
あがちょ

お尻の辺りに床ずれができる事は知られていますが、頭部にもできてしまう事があるので、とても怖く感じますね( ;∀;)

体圧分散マットレス

通常のマットレスよりも体の圧力を分散する効果があるため、ベッド上で寝ている時間が長く床ずれのリスクが高い人が使用します。

細かな違いとしては、サイズ・厚さ・通気性・防水の機能。

その他に、ベッドサイドに座った際に体が沈んでしまい立ちにくいという事もあるので、マットレスの端が硬めに設計されている物もあります。

■マットレスの選定ポイント

●起き上がり立ち上がりや座位がとれる人は、ベッドサイドで食事したり、少しは歩く事もあるのでマットレスの端が硬めになっている物と選ぶと◎

●寝心地の良さ。マットレスでも寝心地は人それぞれです。福祉用具を借りる場合、本利用前にはお試し利用ができるので、2~3種類使用してみて本人に合った寝心地を選ぶのも良いかと思います。

エアーマットレス

体圧の分散に優れており、床ずれがひどい人、床ずれリスクが高い人が使用します。

デメリットとしては、通常のマットレスよりもレンタル費用が高く設定されています。

あとは、エアー(空気)な訳なので冬場は特に寒く感じるかもしれません。その為、マットレスの上に毛布などを敷く対策をされると良いですね。

■エアーマットレスの選定ポイント

●定期的な体位変換(右・左に寝返りを打つ)が必要であれば、寝返り機能(自動体位変換機能)が付いているマットレスを選ぶのも良い。家族の負担軽減にもなる。

●エアーマットレスの場合は、空気調整の元となるエアーポンプの操作の使いやすさ。機能が多い事によりボタンが多くて操作しずらく感じるかもしれません。

使用中の注意点があります

介護用ベッドを使用する上で、注意していないとケガや命に関わる事だってあります。

いくつか確認をしてみましょう。

介護用ベッドの注意点

✅モーターを動かす際に、サイドレール(ベッド柵)の間に手や足を挟んでいないか確認する。

✅昇降機能をスイッチ操作で動かす際に、ベッドの下に物が無いかなどの確認。

✅サイドレールが未固定となっていないか。しっかりと固定されていないと、立ち上がりの際に転倒リスクにもなります。

過去には、利用者がギャッジアップした際に首を挟んで亡くなられたなど、痛ましい事故が相次いだため、厚生労働省は注意喚起をしています。

https://www.ghkyo.or.jp/news/wp-content/uploads/2020/10/162d0776f924c65784cb25c71e5e81bb.pdf

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

福祉用具はADL(日常生活動作の事を言う)をサポートしてくれる物です。

中でも介護用ベッドは身体の低下が進んでいる中重度者を中心に、生活を支えてくれる用具の一つです。

長い時間を過ごす場所になるので、レンタルする場合も購入するにしても、福祉用具専門員のアドバイスを受けたうえで選定してくださいね。

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