介護業界におけるスタッフ同士の【派閥問題】。施設内の雰囲気の悪さは利用者にも伝わることを意識して下さい。

介護職の実態
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どうも、ケアニンあがちょ(@careninagacho)です(^^♪

皆さんの施設にはスタッフ間の派閥ってありますか?

派閥っていう程では無くても、スタッフが数人~数十人もいれば考え方の違いの人が居る事は何ら不思議ではありませんし、当たり前の事だと思います。

とは言え、ガッツリ派閥があるとするならば、日々働きずらさを感じられているのでは?

あがちょ
あがちょ

そこで今回は、施設に蔓延る(はびこる)派閥問題にスポットを当ててみたいと思います。

この記事で分かる事

●派閥などの人間関係による離職によるデメリット。

●職場で派閥があった場合におけるマインド。

派閥問題が起こる理由

派閥とは・・

ある集団のなかで、出身、資格、利害、主張、好悪などを共通にする者が、集団全体の動向に影響を与えるための形成した小集団。

引用:コトバンク

派閥って聞くと思い浮かぶのは、政治の世界ですね。

与党内であっても○○派や○○派ってあります。

同じ政党あれば、目的や方向性は一緒のようにも感じますが、そんな簡単な話ではないようですね。

例え方向性に大きな違いはないとしても、目的に向かうまでの過程や手順・方法に関するプロセスには考え方の違いがあります。

これは政治に限ったことではなく、どんな仕事においても言える事ではないでしょうか。

無論、介護の仕事においてもそうです。

目的は利用者や職場の事を考えてのことであったとしても、どんなサービスが喜ばれるのか?どういった対応が安全なのか?などを考える中で、さまざまな意見が出ることは自然です。

スタッフA
スタッフA

利用者の○○さん、最近は足が痛いと訴える事が増えたから、転倒に十分注意が必要ね。転倒させない為にも、当面は車椅子でフロアまで移動してもらいましょっ!

スタッフB
スタッフB

転倒予防は必要だけど、歩けない訳ではないんだから、車椅子に頼ってしまったら足の筋力低下して余計に転ぶリスクが高まると思うわ。私は車椅子の使用に反対!

『転倒予防』に関しての観点は同じでも、対応策に違いがあるケースですね。

このように日々の業務中おける意見の食い違いは、経験や知識の違いや介護感の違いもあり仕方のないことだと感じます。

人間関係は二人以上そろえば始まる

極論、人が二人以上集まればその段階で人間関係が発生します。

学校行っても、仕事に行っても、恋愛も結婚も、友人や家族だって自分以外と関わりを持つこと全てが人間関係です。

しかし、世の中には誰とも顔を合わせる事もせず、話をすることもせずに生活をしている人もいる事も事実ですね。理由はさまざまでしょうけど。

でも、介護の仕事をしている人は「高齢者の為に働きたい」「人との関わりを持ちたい」という思いの中で仕事の選択と思いますので、例え人間関係への不安があったとしても、それ以上に介護への強い思いがあったことと思います。

介護の世界は人間関係に始まり、人間関係に終わると言っても過言ではない業界なので、良くも悪くも人間関係から避ける事はできませんので(*_*;

人間関係による離職が多い

介護に関わらずですが、人間関係による離職が多い事は間違いない事実となっています。

介護労働安定センターによる実態調査では、退職者の約4人に1人(23.2%)が『職場の人間関係に問題があった』と回答しているようです。

人間関係の問題と答えている人の中は、派閥的な問題に悩まされてる人もいれば、直接的には派閥には

属していなくても施設の雰囲気の悪さに嫌気が指して辞めた人も含まれます。

出展:介護ワーカー

人生にはさまざまな転換期や分岐点のような場面があるので、結婚や出産、別の仕事へのチャレンジなどで介護の世界から離れるのは仕方ない事と感じますが、人間関係によって辞めてしまう人が一番多いのは残念なことです。

折角、介護の仕事への志を持って入職しても、人間関係での退職はただただ悲しいですね。

人間関係による離職リスク

人間関係によっての退職が多いと説明しましたが、退職が重なるとさまざまな弊害が出来てきます。

✅減る事で他のスタッフの負担が増える。一人の負担が増える事で、ストレスも蓄積される。

✅利用者への見守り・介助する体制への不安が増える。転倒などの事故に繋がりやすくなる。

✅派閥問題で辞めたスタッフが情報流したり噂話による負のダメージ。「あそこの○○施設は止めたほうが良いよ」「人がコロコロ入れ替わっている」と悪い情報は回りやすい傾向にあります。

✅利用している利用者の声からも「私が通っている○○デイサービスのスタッフがまた辞めたよ。何だか雰囲気も良くないし、私も利用を止めようかしら・・」と、稼働率などの低下も招くきっかけになることもある。

✅施設の人気がなければ選ばれないサービスとなる。スタッフも適正に配置できなければ、経営に大きく影響する。

離職が続くインパクトは大きいです。

特に介護や医療の業界では、配置基準(利用者○○人に対してスタッフ○○人必要みたいな)などのルールが定められているので、いつまでも空いたスタッフの穴を放置していく事はできません。

離職の原因を解決しない限り、『入っては辞め入っては辞め』を繰り返すだけかもしれませんね。

派閥を無くすことはできるのか?

人間関係には浮き沈みがつきものです。

上手くいっていたかと思えば、ちょっとした意見の食い違いでお互いが嫌な思いをして、相手を否定的な目で見るようになることもあります。

相手の印象が変わってくると、一気に悪口のターゲットにする人も少なくはないでしょう。

正直、人間関係が良好に続くという保証はどこにもなく、派閥問題は無くなることはないと感じています。

派閥問題に対してのマインド

真剣に考えているからこそ、考え方の違いや方向性の違いに対して引けないところもあります。

その反面、ただ気に入らないからと相手を陥れようと陰口を言って派閥を作ろうとしている人がいるのも残念なことです。

ここからは、派閥問題がある施設で働いているのであれば、押さえておきたいマインドを紹介します。

同調しない態度

派閥の中心にいる人は、自分の意見に同調を求めてくる場合があります。

例えば、特定のスタッフのことが気に入らず

派閥のある人
派閥のある人

スタッフの●●さんだけど、この前も・・・・(怒)。ホント困るのよね!

と話を振ってきた際に、「私も、そう思います。」と同調した態度で返答してしまうと、自分自身も派閥に加わってしまう形となってしまいます。

かと言って、愚痴を言いたい相手の話を聞かない事は、今後の仕事にも影響してくるかもしれません。

自分
自分

そうなんですね。そんなことがあったんですね。

あくまでも派閥に加わることなく、中立の立場を守るのであれば、派閥中心者の話を否定も肯定もせずに認めるぐらいに保っておくことが重要です。

イライラした時には気を付けよう

合わない者同士がギクシャクしている場合には、その雰囲気の悪さを利用者は感じ取っていることもあります。

スタッフのイライラした態度は、利用者にとってみても良いことではありませんし、利用者に余分な気を使わせる原因にもなります。

プロとしては失格ですよね。

感情的な上司や先輩、意見が合わないスタッフとの関りの中で、いちいちイライラしていたら気持ちも疲弊してしまいます。

マインドとしては『右から左へ受け流す』ぐらいの気持ちも必要です。

自分自身が明らかに悪ければ、受け流すことなく反省をすべきことですが、「またあの人言っている」ぐらいの要件であれば受け流しちゃいましょう。

感情的になっている自分自身を客観視できるようになれば、人間関係を悪化させる行動を避けられます。

イライラした時には、アンガーマネジメント(怒りのコントロール)を意識して下さい。

しっかりと休息をとりましょう

肉体的な疲労と合わせ、精神的な疲労が蓄積されやすい状況が続いていると、冷静な判断力も低下します。

判断力の低下は、直接、身体介助をしている介護職にとって危険にも繋がりやすく、また利用者とのコミュニケーションにも影響をきたします。

その為、疲れを解消し、気持ちのリフレッシュを図るためにも休息は欠かせません。

有給休暇は働いている我々にとって与えられている権利ですので、取得をして下さい。

上司
上司

何を言ってるの!こんなに人が居ないんだから、有給なんて取らせれない!

そんな上司の言葉には気を付けましょう。

2019年4月より『働き方改革関連法』の一つとして、会社には個人に年間5日以上は有休を使わせないといけない義務が課さられました(年間10日以上付与される人のみ)。

有給の取得はスタッフの権利です!

なかなか有休を取らせてくれない職場であっても、しっかりと主張はしていきたいものですね。

配置転換の相談も一つです

派閥における人間関係に悩んで辞める人も少なくない訳ですが、年齢や家庭状況のことも考えると退職も簡単な判断ではありませんよね。

かと言って、改善も見られない環境の中でずっと我慢して働くのは酷だと思います。

メンタルを悪化させる前に、対策が必要です。

法人内に他にも通える範囲内で施設があれば、転勤希望を出すこともアリです。

施設が大きければ、棟(階)を変えてもらうだけでも顔を見なくなることで、不安な気持ちが解消されるかもしれません。

普段から上司とコミュニケーションが図れている人ばかりでもないので、そういった人は特に勇気がいるとは思いますが、現状の不安や意向を伝える機会を作ってもらうことは必要でしょう。

介護施設の派閥争いが解決しないXの理由 !
出展:ケアきょう

派閥を避けたい人の狙い目

新規オープンの施設

派閥とまでは言わないにしても人間関係がつきものの仕事である以上、時にはギクシャクする時期も出てくるでしょう。

それでも、働き始めが肝心だと思いますので、派閥が気になる人にとってみれば、新規オープンの施設は魅力的だと思います。

スタッフの知識や経験は違えど、施設としてのスタートラインは同じなので、意見を出しやすい状況でもあります。

(法人内から異動してきたお局様がゴタゴタを招くケースもありますが・・^^;)

一から作り上げていく難しさや大変さはありますが、その分結束力も生まれやすくなります。

チームワークが良い施設は、利用者にとってみてもメリットが大きいはずです。

ヘルパー事業所

派閥問題が起きやすいのは、人が一所に集まりやすい環境だと考えます。

つまり、施設(入所)系のサービスでは同じ空間で介護をすることが多いので、良くも悪くも人間関係による影響が発生しやすくなります。

しかし、ヘルパー事業所(訪問介護)は、基本的には一人で利用者宅へ出かけていき、介護サービスを提供しますので、一所にスタッフが集中することはありません。

別のスタッフと全く顔を合わせない訳ではありませんが、主な業務時間は利用者宅ですので、派閥問題は発生しにくいのでは?と感じます。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

介護職は人の為に働ける、とっても価値のある尊い仕事です。

少子高齢化の日本において無くてはならない仕事にも関わらず、職場の人間関係が原因で退職をする人が多いのも事実です。

派閥もハラスメントに関しても、人間関係による問題です。

それぞれの問題を軽視せず、退職に繋がっている原因を一つずつ摘んでいきたいですね。

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