
どうも、ケアニンあがちょ(@careninagacho)です(^^♪
初めて就職する時ってすごく緊張しますよね。また、転職などで職場を変える際も、自分自身に合うかどうかで不安は尽きないものだと思います。
生活していく為には、働かなければいけませんが、緊張や不安から避けることはできません。緊張感も大切ですしね(^_-)-☆
今の時代、働き方も様々ですし、『この働き方が最適解!』っていうのは人それぞれだと感じます。

今回は、働き方の中でも、派遣スタッフにスポットを当てて解説をしたいと思います。
労働同集約型産業ってなに?

突然ですが、労働集約型産業って聞いたことはありますか?
経済学用語の一つですが、簡潔に言うと『人間の労働力における業務の割合が大きい産業(ビジネス)』を言います。
つまり、人が関わる業務に依存している仕事のことです。
労働集約性の高い業種と言えば、
●サービス業
●流通業
●漁業、農業 etc
まさに、サービス業である介護の仕事は労働集約型となります。
ネックとなること
介護業界も含む労働集約型では、人間の労働力に依存している訳ですが、ネックとなることがあります。
それは、会社によっては残業等の常態化など、労働環境に差が生まれやすい事です。

スタッフが辞めてしまって、仕事が回らないのよ!残って仕事するのが当たり前でしょっ”(-“”-)”
スタッフの退職などの動きによって、当然のように残業や休みの返上を突き付けてくるような考え方の会社では、この先が心配ですよね。
会社の方針や考え方に違いはあれど、介護の仕事とは『人が人を支える仕事であり、人の労働力なしでは始まらない業種である』という事を心得ておいてください。
派遣スタッフとは

世の中には、沢山の派遣会社が存在します。
実際に、過去に派遣スタッフだった人もいるでしょうし、今後は派遣スタッフとして切り替えて仕事をしたいと考えている人もいるでしょう。
労働者と人材派遣会社との契約
派遣スタッフとして働く場合は、労働者本人と派遣会社との契約となりますので、派遣先の企業と直接的に雇用契約を結ぶわけではありません。
よって、福利厚生などは、派遣先(仕事先)ではなく派遣元の福利厚生を受ける形となります。法定福利(社会保険、健康診断など)も派遣元より受ける訳です。
派遣スタッフとして働くまでの流れ
改めて、派遣会社に登録してから仕事に就くまでの流れを説明します。
❶まずは、派遣会社に登録
派遣会社によっても違いはありますが、事前にネット上で簡単なプロフィールを入力し、後日派遣会社の担当者と面談をする際に本登録をすることが多いです。電話で事前確認する事も無論OKです。
❷担当者との面談
派遣会社の担当者と面談において、今までの仕事経験や希望などのヒヤリングをします。その際に、なるべく具体的に希望(仕事内容や休み・時間など)は伝えて下さい。
❸エントリーをする
派遣会社の求人ページを確認し、気になる企業や仕事先にはエントリー(応募)しておきます。複数のエントリーも可能なので、気になる仕事先はチェックしておきましょう。
❹企業への訪問
任意ではありますが、希望する企業に事前に訪問して、担当者より説明を受けることもできます。その際には、派遣元の担当者も同行してくれることが多いです。求人ぺージの文面だけでは見えない事(雰囲気、スタッフの様子、通勤距離など)が確認できますので、前向きに事前訪問してみて下さい。
❺契約成立後に仕事開始
本人と企業との合意の上で、就業が開始となります。派遣スタッフ本人は派遣会社との契約を結んでいますので、この場合は派遣会社と企業との契約になります。就業先の担当者の指導の下で仕事が始まりますが、困ったことや不安な事は派遣会社の担当者に相談して頂いてもOKです。
メリット
ここからは、派遣スタッフとして働くことでの利点を紹介します。
希望に合った休み・時間で働きやすい
一番最初に派遣会社との話し合いの中で、希望する働き方(休みや時間帯など)を伝えている訳ですが、基本的にはその希望が通った企業への派遣となります。その為、プライベートな時間を確保しやすい働き方ができる。
未経験でも仕事が選べる
「無資格だったり、未経験だと仕事先探しに苦慮する」なんて事を感じたことはないでしょうか?派遣会社に登録しておくと、派遣元の担当者が力になってくれます。将来のことや希望を確認した上で、適した企業を紹介してくれるような支援をしてくれます。
いろいろと経験を積める
同じ企業でずっと仕事をしていく人もいれば、多数の職場を経験する人もいます。どちらが適正で正解不正解というわけではありません。人それぞれです。派遣スタッフの場合は、長くても3年間なので、いろんな企業の経験を積む事ができます。正社員では、なかなか就職できない企業でも、派遣であれば働けるなんてこともある訳です。
デメリット
では、逆にデメリットを考えてみました。
働ける期間に決まりがある(3年ルール)
折角、派遣先の働き方や環境に慣れ、他スタッフとも良好に関係が築けていても、3年以上の長期的に働くことができない事がデメリットと成りえます。3年ルールが存在することを理解しておきましょう。(平成27年に施行された労働者派遣法の改正で定められました。)
昇給や役職手当などが付きにくい
就職した後に、企業に認められる事や頑張り次第では、昇給や責任に応じた役職手当を支給されることがあります。派遣スタッフとして勤めて場合では、いくら現場で頑張っていても、派遣スタッフ本人と企業との直接契約ではないので、手当が付くことは難しく評価されにくい一面もあるようです。
3年ルールを外れるケース
派遣スタッフには3年ルールが存在ますが、折角慣れた場所から移りたくないという人も少なくないでしょう。
では、どういった場合に3年ルールの対象外となるのでしょうか?
■無期雇用契約を結んでいる場合
一般的な有期雇用派遣契約ではなく、雇用期限が設けられていない労働契約を結んでいる人もいます。
■60歳以上の場合
60歳以上の派遣スタッフは対象外となります。なお、派遣契約をして3年目が59歳の場合であれば、3年ルールの対象となります。
■勤務日数が限定的である場合
一ヶ月間に行われる日数が通常の労働者に比べて、相当程度少ない場合。かつ、月に10日以下である場合。
3年ルールが対象の人で、引き続き同じ企業で勤めたいと考えている場合は、派遣元との契約を解除をし、企業との直接契約の上で正社員or契約社員などへの切り替えが必要になります。
転職

正社員で働いていたが、生活背景の変化に伴い転職を考えている場合や、パートで働いていたが子供も手を離れたため正社員として働きたいと考えている人もいます。
派遣スタッフとして働いていた人も、生活上の変化から直接雇用の方が有効的であると判断すれば、契約の変更を考える事も重要です。
今は大転職時代とも言われています。
転職に不安を感じる人、転職したいが一歩踏み出せない人は転職エージェントに依頼することでサポートを受けられますので、是非ご活用ください。
まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
雇用形態では正社員には正社員の利点や欠点、パートにはパートの流動性や不利な点、そして派遣労働者には派遣労働者のメリットやデメリットはあります。
自分自身に最適な働き方は、実際に『働いてみないと分からない』という感じかもしれませんね。
心配な事は、転職エージェントやハローワーク窓口の担当者、派遣会社の担当者でも相談に乗ってくれますので、お気軽に問い合わせてみて下さい。
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