
どうも、ケアニンあがちょ(@careninagacho)です(^^♪
皆さんは仕事をする上で、モチベーションをどのように維持していますか?どのようにモチベーションを高めるようにしていますか?
もしくは、仕事に対してのモチベーションは低いままでも問題ないと感じていますか?
モチベ―ションの有無によっては、仕事の成果・評価に大きく直結してきます。

今回は、仕事を続ける上でモチベ―ションを維持する為のポイントを紹介します。
モチベ―ション=動機づけ、やる気

モチベ―ションとは、人が一定の方向や目標に向かって行動し、それを維持する働きを意味し、「動機づけ」「やる気」と呼ばれ、人間の行動がいかにして始動し・方向づけられ・維持され・停止していくのか、そしてこれらが進行する過程でどのような反応が人間有機体の内部に生起するのか、を説明するのに考えられた概念であるとされている。
引用:コトバンク
つまり、やる気が出ない=モチベーションが上がらない訳です( ;∀;)

モチベーションが下がる(やる気が出なくなる)きっかけも人ぞれぞれですが、例えばこんな事。
●先輩から嫌な事を言われた。
●自分では頑張っているつもりでも、上司から全然評価されない。
●利用者・家族から文句ばかり言われてしまう。
●スタッフが足りず、希望通りの休みもとれない事により、仕事とプライベートのオンオフの切り替えができない。
●勉強会や研修にも行くことができず、スキルアップを図る機会が与えられない。
●後から入社してきたスタッフの方が仕事ができて、周りから比べられてしまう。 etc
特に介護は自分一人で進めれる職業ではありませんので、仕事をしていると周りとの関わりの中で色々なことがあります。
少なからず入社した頃は「この仕事(この職場)で頑張るぞっ!」と意志固めていたと思いますが、日が経つにつれて気持ちの変化が訪れることもあります。
それは、仕事を続けていく上では避けられないことですし、やる気スイッチが入らないという経験は誰もがあるのではないでしょうか?

とは言え、

どうにもやる気が出なくて、利用者さんと会話をしたくありません。笑顔で接することも無理です。
当たり前ですが、そんなことが通用する訳がありませんよね。
モチベが下がった結果
モチベーションが下がったままだと、仕事には上手に向き合いずらくなります。
その結果、
■利用者とも楽しく会話ができない。⇒ 利用者・家族から敬遠されてしまう。
■集中力・注意力が散漫になりやすくなる。 ⇒ 見守りや介助中の事故に繋がりやすくなる。
■「どうせ、頑張っても評価してもらえない」と考える。⇒ いつまで経っても給与は変わらない。
■前向きに仕事を覚えようとしない。 ⇒ スキルも磨かれず、後輩にドンドン追い抜かれてしまう。
■人のせいばかりするようになる。 ⇒ 居場所が無くなり、仕事が続かない。 etc
モチベーションの低下をそのままにしていると、さまざまな負のスパイラルを生みやすくなります。
介護の仕事は人相手であり、気持ちの乱れが事故につながる為、安易に考えていると危険です。
自己効力感と向き合おう

自己効力感って聞いたことはありますか?
自己効力感とは、
●自分が行為の主体であると確認していること。
●自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念。
●自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信。
つまり、自分自身に対する信頼感や有能感のことを言います。
「きっとできる」「自分ならできる」「大丈夫、自信を持とう」・・
自己効力感は自分自身に根拠のない自信を持たせるマインドです。

思い込みから始まる
超有名な人でもある孫正義さんは、『最初にあったのは夢と、そして根拠のない自身だけ。そこからすべてが始まった』と格言を残されているように、成功者の多くが持っているマインドとして、根拠のない自信や自分なら大丈夫という思い込みが土台を作ってきたようです。
逆に言うと、自己効力感が低い人はなかなか成功をすることは難しいと感じます。
「私にはできない」「また失敗するに違いない」「やっても変わらないなら、やらない方が良い」
皆さんも、こんな言葉ばかりを並べていませんか?
根拠のない不安や心配ばかりに目を向けず、根拠のない自信を持って臨むだけでも気迫や勢いも変わってくるものです。
無論、自信を持つだけではなく、そこには地道な努力があってこそです。

私ならきっと大丈夫。やればできる!
自己効力感を胸に努力を積み重ねることで、いずれは自分が目指す目的地に辿り着けるのではないでしょうか。
モチベーションを高めるポイント

ここからは、モチベーションを上げる為のポイントを紹介します。ご参考までに。
オンオフが必要
当たり前の事ですが、仕事ばかりの人生では身が持ちません。
いくら介護の仕事に遣り甲斐を感じれていても、疲労の蓄積、緊張の連続、周りへの気疲れはやがて気力低下に繋がります。
『休む時は休む、仕事の時は仕事をする』といったオンオフが必要です。
休みの日は極力仕事のことは考えないようにし、気持ちをリフレッシュさせることが重要です。
通常の休みとは別に、有給休暇といった取得権利のある休みがあります。「スタッフが少なくて取りずらい・・」との声も聞きますが、年間5日以上の取得が義務化(付与日数10日以上の人)されていますので知っておきましょう。
仕事の魅力を再確認
いくら好きな仕事であったとしてもモチベーションが下がっている時は、喜びや遣り甲斐を感じにくくなります。
介護の仕事で感じる魅力や遣り甲斐の多くは、利用者から受ける感謝の言葉や笑顔によるものではないでしょうか。
「○○さんから感謝された時に喜びを感じた」「○○さんに喜んでもらえた時の気持ちは忘れられない」
過去の経験で一つや二つは忘れられない記憶が残っていませんか?
人の為に働ける喜びや介護という必要不可欠な仕事の魅力を改めて再確認してみることで、モチベーションが上がるきっかけにもなります。
自分へのご褒美を用意する
頑張っている自分にご褒美を。
それは、欲しい物を買うことでも好きな映画を観に行くことでも、大好物の物を腹いっぱい食べることでも良いです。
介護の仕事は決して高給取りではありません。
なので、日頃の生活費だけで余裕はないといった声もあるかもしれません。
でも、好きな事や好きな物にお金を掛ける事で、QOL(生活の質)が高まるきっかけにもなります。結果、仕事へのモチベーションアップにも繋がります。
時にはケチケチしない思考も必要です(^^♪
完璧を求めない姿勢
世の中には完璧主義の人がいます。
「絶対○○じゃないとダメ」「○○ができていないとダメ」
例えば、そのルールを必ず守らなければ事故に繋がるのであれば、忠実に守る必要もあるかもしれません。
でも、人間は間違える生き物です。

ミスしました。もう立ち直れない・・泣泣
事故に直結しない間違いやミスであれば、反省はしても、いつまでも引きずっていてはモチベーションが上がる事はありませんよね。完璧主義を止めましょう。
気持ちの沈みが新たなミスを呼ぶこともあります。

今回のミスを前向きにとらえて、次に活かそう(^^)/
逆に「自分なら大丈夫。次は大丈夫。」と自己効力感を高めることが、ミスを跳ね返すマインドにもなります。
転職も検討の一つ
自己効力感を意識しても、完璧主義を止めても、今の職場ではどうにもモチベーションが上がる気がしないと感じるのであれば、職場をいっそのこと変えましょう。
だって、やる気が出ない職場で嫌々働いていても、利用者や他のスタッフに対して失礼だと思いませんか?
転職は必要な手段です。
当然、介護の仕事ではない道もあります。
必要なタイミングで、思いきって転職エージェントに相談してみて下さい。
まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
自己効力感を高め、仕事へのモチベーションを上げることは、自分自身だけのことではなく、利用者にも還元されることだと感じます。

デイサービスのAスタッフが居ると、利用中は楽しく過ごせるし安心できる。他の人にもココのデイサービスを紹介したい。
そんな声にも繋がるかもしれません。
折角、同じ仕事をするのであれば、やる気スイッチをオンにして気持ちよく仕事をしたいものですね。
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